空き家を売却する際に知っておきたい注意点とは？

所有している空き家の処分に困っている人は、少なからずいらっしゃると思います。
空き家を売却しようとしている場合、通常の不動産売却とは異なる点に注意しなければなりません。

そこで今回は、空き家を売却する際に知っておきたい注意点についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

マイホームとして需要がある空き家なら、仲介で売却をしても買手がつく可能性は十分にあります。
マイホームとして需要があるというのは、具体的に以下のような空き家を指します。

・築年数が浅く、建物が比較的綺麗である
・雨漏りしていない、明らかに破損や汚損している場所がない
・生活するうえで便利な立地

上記のような空き家であれば、不動産会社に売却活動を依頼し売却を目指しましょう。

マイホームとして需要がない空き家を売却したいのであれば、不動産会社に直接買い取ってもらうことをおすすめします。

マイホームとして需要がない空き家は、一般の市場に売り出しても売却できる可能性は低いです。
1年あるいはそれ以上売れ残ることも十分ありえます。

それでも、まずは仲介で売却したいという方は、当社でも提供している買取保証付きの仲介売却がおすすめです。
買取保証付きの仲介売却で売り出すと、物件が売り残った際に不動産買取に切り替えられます。

続いて、空き家を売却する際の注意点をご紹介します。

1つ目の注意点は、「自己判断での空き家の解体は避ける」ことです。
老朽化が進んでいる空き家は、解体して更地にした方が需要が高まるのは確かです。

しかし、自己判断で空き家を解体してしまうと、売却に失敗する可能性があるため、注意が必要です。
空き家の状態や立地によっては、そのままの状態の方が需要があるため、解体する前に一度不動産会社に相談することをおすすめします。

2つ目の注意点は、「契約不適合責任でペナルティを受ける可能性がある」点です。
契約不適合責任とは、売主が売買契約時に説明していない欠陥があった場合、買主への損害賠償や契約解除などの責任を負うことです。

契約不適合責任は、売主が故意に欠陥を隠していたかどうかではなく、契約時に説明していなかったこと自体が問題になります。

今回は、空き家を売却する際に知っておきたい注意点をご紹介いたしました。
本記事を参考に空き家の売却をすすめていただければ幸いです。
当社では空き家に関するご相談も受け付けておりますので、売却・管理などの方向性を探っているという方は気軽にお問い合わせください。