不動産を査定してもらう方法とその際にチェックされるポイントをご紹介!

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不動産を査定してもらう方法とその際にチェックされるポイントをご紹介!

不動産を査定してもらう方法とその際にチェックされるポイントをご紹介!

不動産を売却する際、どのように売却価格を査定してもらうかわからない方もいらっしゃるでしょう。
査定方法も何種類もあり、どの不動産会社に査定を依頼すればよいのか、さらにはその価格が妥当なのかどうか、悩みどころですよね。

そこで今回は、不動産の査定方法について紹介します。
一戸建ての家の場合で査定時にチェックされるポイントについても合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

◻︎不動産の査定方法とは?

*取引事例比較法

この方法は、特にマンションや土地の査定によく用いられます。
近隣の同条件の不動産の過去の取引価格を参考に、査定額を算出します。

たとえば、500平方メートルの土地Aの査定額を求める場合、近くの土地B、土地C、土地Dの平均価格を基に計算します。
その後、土地Aの特性や市場動向を考慮し、加算・減算を行って最終的な査定額を出します。

*原価法

この方法は、主に戸建ての査定に適用されます。
物件を新築する際の費用を基に、築年数に応じて減価修正を行い、査定額を算出します。

* 収益還元法

賃貸物件の査定に多く用いられる方法です。
物件が将来どれだけの収益を上げるかを計算し、その収益力に基づいて査定を行います。
具体的には、「直接還元法」と「DCF法」の2種類があり、前者は1年間の収益の利回りで割り、後者は一定期間の収益と物件価格を予測して合計します。

◻︎不動産査定時の重要なポイントとは?

ここでは、一戸建ての不動産を査定する際のポイントを紹介します。

1つ目は築年数です。
築年数が経過すると、建物価格は下がります。
特に、木造戸建ては築20〜25年で建物価格がゼロとされる場合もあります。

しかし、リフォームや管理状態が良い物件は、築年数が超えても価格がつくことがあります。

2つ目は建物の構造です。
鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造と、再調達原価は異なります。
鉄筋コンクリート造の戸建ては、価格が最も高くなる傾向にあります。

3つ目は、耐震基準です。
耐震基準によっても、査定価格が大きく変動します。
旧耐震基準の建物は売却が困難で、価格が大きく下がる可能性があります。

4つ目は、建物の立地と方角です。
立地は、最寄り駅の性格や距離、周辺環境が価格によって判断されます。
方角は、前面道路との接面で価値が決まり、南向きが最も評価されます。

◻︎まとめ

不動産査定には多くの要素が影響を与えます。
取引事例比較法、原価法、収益還元法などの査定方法の理解はもちろん、物件の特性や市場動向も考慮する必要があります。
この記事を参考に、不動産査定をスムーズに行いましょう。