離婚時にオーバーローンの不動産を売却する方法とは?

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離婚時にオーバーローンの不動産を売却する方法とは?

離婚時にオーバーローンの不動産を売却する方法とは?

離婚と不動産のオーバーローンは、人生の大きな岐路とも言える問題です。
この記事では、オーバーローンについて解説します。
離婚時にオーバーローンの不動産を売却する方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

◻︎オーバーローンってなに?

オーバーローンとは、購入した住宅の資産価値よりも、住宅ローン残債が多い状態を指します。
この状態に陥ると、家を売却してもローンを完済できず、借金だけが残るという厳しい状況に直面します。

オーバーローンに陥る原因は大きく分けて2つあります。

1つ目は、最初から高額な住宅ローンを借り入れた場合です。
自己資金が少なく、多額の住宅ローンを借り入れると、資産価値よりも借入金額が高くなる危険性があります。

2つ目は、住宅の資産価値が急激に低下した場合です。
地価の変動やエリアの人気によって、住宅の資産価値が急激に低下することもあります。

離婚を検討している夫婦が最初に行うべきは、自宅がオーバーローン状態になっていないかの確認です。
金融機関からの明細や不動産会社の査定を通じて、住宅ローンの残債と資産価値を比較しましょう。

◻︎離婚時にオーバーローンの不動産を売却するには?

*残債を調べる

最初に、売却したい不動産の住宅ローンの残債を調べましょう。
住宅ローンの残債は、金融機関から毎年10月に送られてくる「住宅ローン年末残高証明書」で確認できます。

*売却価格を調べる

所有している不動産がオーバーローンになっているかどうかは、住宅ローンの残債だけでは判断できません。
その不動産の売却価格が住宅ローンの残債より高い場合は、オーバーローンにはならないためです。

しかし、不動産の売却価格を自分で算出するのは困難です。
売却価格の査定は、当社のような不動産会社に査定を依頼しましょう。

*実際に売却する

オーバーローンの物件かどうか確認できた後に、実際に売却を始めましょう。
この際、値下げ交渉に柔軟に対応することが重要です。
不動産会社に相談したり金融機関に了承を得たりして、柔軟な対応が必要です。

たとえ離婚するとはいえ、お互いに良い再スタートが切れるよう、夫婦一丸となって売却活動を進めていきましょう。

◻︎まとめ

この記事では、オーバーローンとその成り立ち、離婚時におけるオーバーローンの不動産を売却するポイントについて解説しました。
オーバーローンは、資産価値と住宅ローン残債のバランスが崩れたときに発生します。
事前に入念な準備と対策をして、売却活動を進めましょう。