空き家の固定資産税は高くなる?対策をご紹介します!

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空き家の固定資産税は高くなる?対策をご紹介します!

「特例空き家に指定されると税金はどうなるのかな」
「空き家の固定資産税の対策はどうすればいいのかな」
このようにお悩みの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、特定空き家に指定された場合の固定資産税について、また固定資産税の税金対策について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□特定空き家に指定されると固定資産税は高くなる?

特定空き家に指定されると、固定資産税は高くなることをご存じですか。
空き家が増えることによって、周囲に悪影響を及ぼす可能性があり、それが理由で空き家への対策が強化されたためです。
倒壊する恐れがある状態や衛生上有害となり得る状態、著しく景観を損なっている状態等は特定空き家に指定されます。

特定空き家に指定されると、まずは自治体から助言・指導が行われます。
それによって状態が改善する場合は、指定されなくなります。
改善されない場合は、次に勧告されます。
それも放置した場合は、命令に変わり、従わない場合は罰金が科されます。

特定空き家に指定された場合、住宅用地特例の対象外となるため、翌年から固定資産税が高くなってしまいます。

□空き家の固定資産税の対策について

特定空き家に指定されてしまうと、税金が上がることをご理解いただけたでしょうか。
指定されずに、税金対策を行いたいですよね。
そこで、ここからは空き家の固定資産税の対策をご紹介します。

1つ目は、親族に貸すことです。
親族等の信頼できる人に住んでもらうことで、空き家になることを防げます。

2つ目は、空き家を賃貸物件として貸し出すことです。
空き家の状態にもよりますが、良い場合は賃貸物件として貸し出すことも一つの手段です。
貸し出すことで空き家になることを防げますし、家賃収入も増えるでしょう。
ただし、物件管理をしたり、入居者のトラブル対応をする必要があります。

3つ目は、そのまま売却することです。
売却することで、そもそもの固定資産税の支払いがなくなります。
相続から3年以内の売却で、3,000万円特例控除の利用による節税も可能です。

以上が、空き家の固定資産税の対策でした。

□まとめ

今回は、特定空き家に指定された場合の固定資産税についてと、固定資産税の税金対策について解説しました。
特定空き家に指定されてしまうと、固定資産税が高くなってしまいますのでご注意ください。
今回ご紹介したことを参考に、空き家を有効活用することをおすすめします。
この記事が参考になれば幸いです。